【自己破産】収入が不安定でカードローンを利用してきたBさんのケース
Bさんは建設関係の仕事に就いていて、収入が不安定で生活費が足りないときはカードローンを利用していました。
最初はほんの僅かの金額でしたが、利息が高いため返しても返しても元金が減らず、そうしているうちに返済のための借り入れもするようになって雪だるま式に借金と借入先が増えていき、返済をすればするほど借金が増える状態になってしまっていました。
Bさんには資産はなく、借金の原因も生活費の補填ということもあり、借金の返済がなくなると生活の建て直しができる見通しだったため自己破産の提案をして、自己破産の申立てをして免責も許可されました。
Bさんは、利息の高さとその怖さを実感したようで、これからは借金は二度とせずに堅実に生活をしていきます。とのことでした。
解説
消費者金融やクレジットを利用するようになるきっかけは、ちょっとした生活費などの補填のためだったという方が多いのではないかと思います。
しかし、一旦利用が始まると金利が高いこともあってなかなか元金が減らずそのうち返済のための借り入れが始まって月々の支払いのスパイラルに陥って限度額が一杯になると新たな借入れをして返済と借入れを延々と続けていくことになります。
自己破産をすると7年間は再利用ができないので破産ができるかどうかより自己破産をした後の生活が堅実にできていけるかが重要になります。